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今回の目玉は、テキスト宣言とXML宣言の相違、ということになるかというと、実はそうではなく、「解析対象実体の使い道をおさらい」の部分ではないか、という気がしています。
ここに書かれているような内容は、初心者から見て、意外と誰も教えてくれなかったりするような話かも知れません。しかも、これらの利用事例はたしかにあちこちにあるものの、XML応用全体から見て数は多くないと言えます。XMLではDTDを避ける傾向が強く、必然的に実体の出番も多くありません。つまり、XMLを使っていれば必ず出会うとも言い難いのです。
頻度が低ければ知らなくても良いではないか、という考えもありますが、それも正しくありません。まったく出会わない、というほど頻度が低いわけでもないからです。実際に、XHTMLでの利用例を紹介していますが、XHTMLは比較的よく使われる言語の1つです。
さて、今回は連載第26回ということですが、26回ということは既に2年を2ヶ月も超過して続いていることになります。このような地味な連載を続けてくれる@ITには感謝しなければなりません。ありがとう!